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柚子湯

猫をこよなく愛する共働き夫婦の日常

髪の老化を受け入れる

ホテルに泊まったら、女性のお客様にブランドシャンプーを貸し出していますといわれた。

ツバキの赤白と、セグレタがあります、と。

ツバキは知ってるけどセグレタってなんだっけ、松潤のやつだっけ?

(それはジュレーム)

紫のボトルだから松潤だと思ってしまい、じゃーセグレタで、とお借りした。

 

部屋に持って行き、改めて見ると、やたらとボリュームを出すみたいなことが書いてあって、え、これって年齢層高めの製品なのではと気づいた。

せっかくだし、と思って洗うと、やはり香りもなんか、昔お母さんかおばあちゃんが使っていた化粧品的な香り‥

わりと洗浄力強めなのか、二度洗いしたら、根元がキュッとするかんじ。

 

ドライヤーしたら、あ、これなんかいいぞ?

ボリューム感は、もともとある方なのでそんなに分からないけど、サラッと癖がなくなり、いい仕上がりでした。

 

対象年齢が気になってホームページみたら、どうみても50代以上ですよね‥

でも30代から40代向けという説もあり。

けっこう単価の高いシャンプーだけど、値段相応の価値はあるかも!

ただ匂いがなぁー。

 

これが効くということは、髪も老化してたのかも?

今から髪のエイジングケアしたら美魔女になれるんでないだろーか。

 

糖質は必要

最近、土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』がよく売れているらしい。

一汁一菜と言っても、ご飯と味噌汁と漬物で、家のご飯は美味しくなくてもいいという世のお母さんがたが涙を流して読むような提案らしい。

私なんてまだ読んでもいないのに、気を良くして具たくさん味噌汁を作っている。(おかずも作っている)

 

話題の本はそのうち手に入れるとして、

『1食100円「病気にならない」食事』幕内秀夫著を読んだ。

『粗食のすすめ』で話題になった管理栄養士さんらしい。

 

・ご飯をしっかり食べる

・ごはんと味噌汁と野菜を中心にした食事にする

・油ものはとらないようにする

 

というあたりが基本で、その基本を抑えていれば、コンビニでおにぎりを買って朝ごはんにしたり、液味噌を使ってもいいなど、割り切りが良かった。

 

・生きるために糖が必要で、子どもはごはんばっかり食べたがる

・コーヒーや酒と一緒で油や砂糖もソフトドラック(砂糖を入れればいくらでも食べられる)

・もとの形がよくわからない加工品はできるだけ買わない

など確かにと思う点も多い。

 

私はパンよりご飯派だし、サラダってあんまり美味しくないし、野菜は食べたい派だから、概ね気が合うと思って読んでた。 

といっても揚げ物も美味しいから食べたいんだけど、ご飯・味噌汁・常備菜(高菜とか佃煮とか海苔とか)を中心に、そこは大事にというメッセージはわかった。

食事は一発逆転で健康!みたいなものではなくて。

悪くないものをコツコツ積み重ねていくイメージ。

 

素材はいいに越したことないけど、特に基本の食材のうち、味噌はそのまま食べるから重要とのこと。

味噌はなんと去年から自家製なので!

といっても、混ぜて詰めているだけのらくらくセット…

item.rakuten.co.jp

自家製の味噌は全然違う食べ物でした。

なんか、深みがある。

梅ジュースを作ったときも思ったけど、なぜ歳をとると、こういうものを作ることが楽しくなってくるのか?

実際できたものが美味しいし、楽しいからやっているけれども。 

 

次は精米したてのお米を目指してみようか?

今無洗米なのにそんなことできるんかな。

 

今話題の糖質制限とまさに逆行する考え方だけど、幕内さんはどう思っているんだろう?とちょっと検索してみたら、やはりブログで反対の意見を言っておられるみたい。

ラーメンとか油と炭水化物の多いものを減らすのはいいけど、全く抜くのは良くないって。

まあ、長期的にするものじゃないよね。

それこそ、うちの猫みたいに糖がたりなくてケトンで代謝するようになっちゃうよ!

 

ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランドを見た。

アカデミーショーで間違われた映画やんね?という程度の前評判で。

 

昨年は邦画の当たり年で、「君の名は。」「シン・ゴジラ」「この世界の片隅に」と話題作だけを見たので、いやー、映画ってほんとに素晴らしいですよね!という感じだった。

私が一番おもしろかったのは、シン・ゴジラ

冒頭のおじさんたちがずっと会議しているシーンで、何この映画、好き!ってなった。

ワンシチュエーションの映画が好きなんです。

 

それで、ラ・ラ・ランドを見たのは、ラジオでバナナマンの設楽さんが2回見たって言ってたから。

あまり映画見たとか聞かないので、面白いんだろうなーと興味をもったのです。

gaga.ne.jp

 

結論、いい映画だったと思う。

一番良かったシーンは、古風にストイックにジャズを愛していたピアニストの彼が、彼女のために今風のバンドのメンバーになり、ライブで目を丸くしている彼女の前で、ズボンに片手をつっこみながらキーボードを弾いて見せるシーン。

 

ほんとに売れそうで、なかなかいいバンドなんですよ。

こともなげに、弾いてみせる彼もかっこいいし。

舞台上で演奏してるなんて、かっこいいに決まってる。

だけど、これまでの経緯を見てきた彼女にとってはえええ?!なのも分かる、いいシーンでした。

 

プラネタリウムのシーンは何十年前の映画ですか?っていうショボさだったけど、あれは何か古い映画のオマージュなんですかね?

 

最後の展開もへええーと思いましたが、現実的というか、納得感がありました。

 

昨年のヒット作3つ、特にシン・ゴジラは、見た人が色々分析している後祭が面白くて、このシーンてこういう意味だったんだ!って知ってまた人に話したりが楽しかったので、そういう意味ではまあ見た後の昼食で感想戦をする程度の面白さではありました。

 

猫の通院カゴはリュックがおすすめ!

猫を飼っていて、日々溺愛していますが、犬っていなと思うこともあります。
 
たとえば猫を病院に連れて行き、待合室で待っているときとか。
 
小さい犬は飼い主に抱っこされて、じっと待ってるじゃないですか。
たまにそわそわしても、クッキーちゃん、大丈夫よ、クーン、みたいな。
人のルールにちゃんと従えるし、飼い主とコミュニケーションがありますよね。
 
猫の場合、基本カゴから出せません。
うちの猫なんて、ずっと「なおーん、なおーん、ぬーん」って言ってて、たまにキレて「あーお!」とか言って、その度に「はいはい」なんて言うものの、全然、安心してないですからね。
 
診察台でも、動物看護師の方が「おかあさんここにいますよー、優しくよびかけてあげてくださいねー」っておっしゃいますが、「うー、しゃー!!ぴぎゃぴぎゃぴぎゃ!!」ってなっている肉食獣にそんな呼びかけ通じませんから。
 
家にいる時(平常モードの時)はコミュニケーションがまだ通じます。
「にゃにおこっち来て−」トコトコ(来た)
「おしっこしてくれる?尿糖はかりたいから」(…トイレ入る)
この一連やり取りをみて、オットは驚愕していました。
あまりに通じるから、だんだんこういうものかと思っていました。
まあ、言葉を理解しているというよりは、声のトーンに反応したり、タイミングが合っているのだと思います。
 
あと、旅行先で犬を連れてる人をみると羨ましくなりますね。
猫はおでかけが嫌いだからいつもお留守番です。
一緒に行けたらどんなに楽しいだろうと、思います。
youtubeでネコ吉ちゃんが、飼い主ドラ吉さんのバックに入ってお散歩にいって、公園で歩き回ってるのをみて、癒されています。
 
それで通院のカゴの話が本題です。
猫を飼おうと思う方、選び方をお教えします!
小型犬用と猫用ってだいたい兼用ですが、猫のかごに必須の条件があります。
 
それは上が開いて取り出せることです。
猫は進んでかごから出てきたりしません。
横(猫の顔の前)しかあかないと、前脚で突っ張るので、引っ張り出すのが大変です。
上からあけば、抱えて出すのは簡単。
できれば、大きくあくタイプがおすすめです。
 
うちの猫はずっとこれを使っていました。
●リッチェル
良いところ
丈夫でプラスチックなので衛生的。
上の蓋もあくし、もっと大きく開けたい時は、上半分が取り外せます。
イマイチなところ
うちの猫はピーク時6キロを超えており、持ち運ぶと取手が折れそう。(五キロまでのカゴです…)
うちは自家用車でないので、カゴタイプは持ち歩きにくいのも難点です。
重くて手が死にそうになります。
 
猫の糖尿病発覚で、毎日朝晩の通院をすることになり、運びやすさを考えてリュックタイプにしました。
けっこう大きいので私が背負うと「おじいさんは山へ柴刈に…」みたいになります。
でも、リュックにすると重くないし、自転車にも乗れます!
ソフトタイプなので、中の居心地はどうかな?と思いましたが、猫は狭い方が落ち着くみたいです。
 
ためしに入れたら逃げ出そうとしている猫
(ちゃんとネット状の蓋もあります)

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さらに、カゴに入れる前に、家で大きめの洗濯ネットに入れておきます。
ほとんどの猫は優しく押さえるくらいで診察できるようですが、うちのは小さな虎みたいなので。
ネットの上からバスタオルで保定必須です。

 

でないと、みんなで流血騒ぎです。
 
予防接種くらいならネットの網のあいだから、血液検査は後ろ足をファスナーの間から出して、点滴は背中だけだして行います。
暴れるのをふせぐのもありますが、猫自身も身体がネットに入っている方が安心のようです。
ネットは100円均一で、筒型のものを購入しました。
片側にファスナーがあるのですが、どちらからでも足が出せるように、もう一方も切って、ファスナー縫い付けて、ダブルファスナーに改造しました。
これで、ネットの中で猫をくるくる回さなくてすみます。
 
ファスナーをやぶる勢いの猫

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リュックを背負ってバスにも乗りました。
まさか私が猫を背負っているとは乗客は誰も思わなかったようで、にゃー、と声がするので前に座っていたおばあちゃんたちが、「あら、猫?」と驚いていました。
「病院に行ってきたの?どこか悪いの?」と声をかけてくれ、糖尿病とか言うとびっくりしちゃうかなーと、「ちょっと体調が悪くて通院してるんです」と答えました。
やはりバスは騒ぐかもしれないと思うと落ち着かず、猫も色々な人の気配がするので、気になるようです。
なので、タクシーを呼んだり、天気がいいときは自転車で通っていました。
 
今は自分で食べられるようになって、点滴もいらなくなり、家でインスリンを打っているのであまり通院はありませんが。
このリュック型は買ってよかったと思います。

低血糖との戦い

毎日の通院で体調がよくなってきたにゃにお。
とはいえまだケトンが高いので、とにかく下げて食欲を出させるために、短時間作用のインスリンを夜中に家でも打つことになりました。
 
その夜、久しぶりに布団で寄り添って寝ていると、猫の様子が少し違っていました。
ぼーっと、フラフラと天井を見て、吸い込まれるように眠ってしまいました。
すでに病院の電話は繋がらない時間で、計算上短時間インスリンの作用は切れている時間でした。
ケトンを下げないとまたケトアシドーシスを繰り返してしまいます。
高カロリージェルをできるだけなめさせ、インスリンの注射をし、抱きかかえて眠りにつきました。
 
明け方、ただならぬ気配を感じて飛び起きると、にゃにおは布団の上に倒れて手足をビクビク震えさせていました。
毛は尻尾の先まで逆立ち、目は黒々と瞳孔が開き、時々うなり、失禁もしています。
低血糖の発作だ!
高カロリーのジェルを口に入れましたが、舐めるどころではないようです。
オットを起こし、飛び起きたオットはただならぬ様子を見て、ガムシロップを口に流し込みました。
口に激甘ガムシロップが流れ込んで、猫はぎゃ!となり、いよいよ口呼吸で痙攣をはじめました。
私が猫をさすり、抱きかかえ、呼びかけ、オットは夜間救急の動物病院を探して電話をして状況を伝えました。
 
症状は低血糖でした。
電話をしているうちに、糖が効いてきたのか、少しづつおさまりました。
一度おさまれば、翌朝の通院時にかかりつけの病院で伝えれば良いということで、電話を終えました。
普段お世話になっていない遠方の病院だったのですが、夜中に具合の悪くなった動物のために開けておられるそうです。
夜中に電話に付き合ってもらって、料金を払うこともできず、申し訳ないやら。
この病院と先生には感謝しかありません。
 
発作時にシロップを口に流し込んではいけないようです。
ほおや歯ぐきに塗る程度が正解でした。
完全に動転していました。
 
発作時当初の様子(閲覧ご注意ください)
翌日病院で見せようと撮影していましたが、だんだんそれどころではなくなり、途中まで。
 
発作から1時間半、低血糖発作から復活したものの、ジェルを塗られてベタベタになり、超不機嫌なにゃにお。

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ジェルが大嫌いになり、見るだけで鼻にシワを寄せるようになってしまいました。
 
翌朝起きると、昨日の騒ぎが嘘のように、気分がよくなったようで、顔についたジェルもきれいに舐めとったにゃにおの姿がありました。
この日から毛づくろいが復活したのです。

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翌朝、見違えるように綺麗に元気そうになりました。
 
その後、通院でインスリンを打つたびに、大きな発作ではないものの、フラフラとした様子は続きました。
 
低血糖になった理由は、なかなか食事を取らなかったためです。
そのため、退院サポートをシリンジで与えていました。
体調が回復してきたためか、吐いたりせずに、口に入れれば飲み込んでくれました。
 
 
そしてケトンが消えていくにつれて、食べ物の匂いを嗅ぐようになり、手から少しづつ食べるようになり、自分で食べられるようになりました。
 
元気もすっかりもどり、点滴や採血ができなくなってきたので、あとはおうちでモニターしながらインスリン投与ということになりました。
 
たまたま、回復することができましたが、実は糖尿病で一番危険なのは低血糖です。
糖尿病自体はじわじわと、悪化して、ケトアシドーシスになると衰弱してしまい危険なのですが、治療の時間的な余地があります。
低血糖は病院に行く前にすぐに死に至る可能性があるのです。
 
通院お役立ちグッズと、その後の経過はまた次の記事で。

 

糖尿病猫退院するも2度めの危機

こんにちは、ゆずたろです。
あまりに糖尿病記が暗いので、おすすめグッズとか、軽い記事を書いていましたが、ケトアシドーシスで入院そして退院の続きを書きます。
 
過去の記事(これまでの経緯、暗め)
 
退院の喜びもつかの間、家に帰って落ち着いたものの、にゃにおはやはり何も食べず、水すら飲まみませんでした。
 
布団でじっとして、オシッコはしても、だるそう。
片目が開きにくく、目やにが出ており、毛のツヤもなく、顔も汚れていました。
毛づくろいをする元気がなかったためです。

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退院の際に、家庭でインスリンを注射できるペンをもらい、指導をうけました。
ただし低血糖を防ぐために、食べたのを確認してからインスリンを注射をしなければいけないのですが、全く食べません。
何か食べさせようと、指につけて口に塗ったり、スポイトで口に水を垂らしたりしても、すぐに吐いてしまうのです。
あまりに苦しそうで、無理じいも出来ず途方にくれました。
 
病院に電話して先生に相談もしましたが、入院中の暴れっぷりを知っている先生は、治療ができないので、目や吐き気に対処する抗生剤と胃腸を動かす薬を出すといわれました。
薬をもらい、点滴を家ですることはできないか相談したが、ダメだと言われました。
どうしても食べなければ、鼻からチューブを通したり、胃ろうもできると提案もありました。
 
胃ろう??
この提案には大変ショックを受けました。
どこまで猫の治療に踏み込んでいいのでしょう?
人でさえ、延命治療には賛否あるのに、猫に胃ろうをつける手術なんてできるんだろうか?とか。
それにこんなに弱っているのに、手術で死んでしまうかもしれません。
手術できたとして、家を開けることが多い共働きの家庭で、胃ろうの猫の世話ができるのでしょうか。
そうまでして延命し、にゃにおは幸せなのか、と。
 
 入院中に強く思ったのは、せめて病院で死なせたくないということです。
猫はなぜ病院にいるのか理解できません。
ただただ怯えて、怒って、耐えるだけ。
わけのわからない場所で、不安な気持ちのまま死んでしまったら、かわいそうすぎると思いました。
それなら、せめて自分の好きな場所で、落ちついて、できれば見守りながら寂しくないように最後を迎えさせたかったのです。
 
病院で薬をもらい、家に帰ると、もう昼でした。
具合の悪い猫を置いていった罪悪感が、心にのしかかります。
無事に生きてるかどうか、恐る恐るみると、変わらない様子でした。
よしよし、待っててね。やっともらって来た希望がこの薬です。
 
とにかく、薬を飲ませようと、錠剤の飲ませ方を調べて、口に放り込み、上を向かせました。
でも、激しくいやがり、ぺっと吐いてしまいます。
元気なくぐったりしてたのに、こんなに力があったのかと思うくらい。
なんとかして飲ませないと!あせった私はなんども繰り返し口に入れました。
が、とうとう錠剤が溶け出し、その味を感じたのか、にゃにおは激しくえずいて、吐くものもなく、苦しみました。
その後、水薬も口に垂らしたのですが、水ですら、口に入れたとたんにまた吐きました。
 
…吐き気があるのに、水すら飲まないのに薬を飲ませるなんて無理だったのです。
今なら分かるけれど、飲み薬をもらうのも、長期の食欲不振もなにもかもが初めてで、必死でそんなこともわかりませんでした。
病院で治療ができないといわれ、飲み薬しか道がないのに、食べないと薬も打てないのに、それもだめだった。
絶望的な気持ちで、しばらく呆然としました。
 
治したい、もとに戻ってほしい、そう思って、どんな状態かも考えずできることをやって満足しようとしたけど、それは私のエゴだったと気づきました。
そして、もう、にゃにおの苦しむことは一切やめようと思いました。
 
一応、色々と食べそうなものを買って来ては置きました。
色々な人が、情報をくれて、自分でも調べて、
高齢猫用のペーストや、生クリームや、ブロッコリースプラウトまで。何種類も。
また満漢全席です。
でも、無理に食べさせたり、飲ませたり、しない。
もう、何日もにゃにおは十分に頑張ったのです。
 
その日の午後は、にゃにおは何も無理強いされず、いつもの電子ピアノの上でくつろぎました。
まるで、何事もなく元気だったころの穏やかな午後のようでした。
 
しかし、当然のことながら、じわじわと状況は悪くなっていきます。
 
何も飲まないのに、点滴の水分か、オシッコだけは出ていました。
尿糖をスティックで測ると、高いままを維持していました。 
インスリンを打たなければまたケトアシドーシスになるのは目に見えており、でも何も食べない猫に打てば低血糖になるのは確実でした。
 
食事は1週間以上とっておらず、インターネットで調べると、48時間何も食べないと肝臓に重篤なダメージとなり、黄疸が出て死に至ると知りました。
元気のない猫の耳や歯茎をめくってはまだ黄色くない、と何度も確認しました。
 
具合が悪くなってからは暗い部屋や、フローリングの上でただじっとしています。
いつもは布団やソファの上にいたのに、布団に連れて行っても、まるで熱い鉄板に乗せられたみたいに、すぐに逃げてしまいます。
心配なので冷たいリビングの床で寝る猫のそばに布団を敷き、一緒に寝ることにしました。
病院には状況を電話で伝えてはいましたが、特に指示もなく、様子見がつづいていました。
 
退院から4日後、たまたまトイレのトレーを洗っていたら、にゃにおが風呂場にやってきて、手桶に溜まっている水を飲んだのです。
具合が悪くなってから、初めて水を飲んだ!!
奇跡を見ているようで、驚かせないように、そっと見守りました。
風呂場の水だけは飲むようになり、それ以来、にゃにおは風呂で過ごす時間が多くなりました。

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そんな、ささやかな水分補給では追いつかず、オシッコは日に日に濃さを増し、オロナミンCのような色になっていきました。
 
脱水を確かめようと、肩の皮を掴んで伸ばし、離してみました。
戻りが悪いと脱水ということだったが、どの程度が戻りが悪いと判断するのか分からりませんでした。
後で分かったのですが、やはりこの時脱水していたのです。
皮が瞬時に戻らなければ、脱水ですが、瞬時というのがなってみないとわからないので、素人がこれで判断するのは難しいと思います。
 
ある朝から呼吸をするたびに、鼻がピーピー音を出すようになりました。
水を飲むと鼻が詰まっているせいで呼吸が乱れ、苦しそうです。
空腹が続いたせいか、入院前と同様の黄緑がかった液、おそらく胆汁も吐きました。
吐くとまた激しく呼吸がみだれ、もう見ていられないくらいでした。
 
ぐったりしているかと思えば、そうでもなく、
ふと見るとキャットタワーの中段に乗っていて、どすん!と落ちるような音を立てて飛びおりたり、トイレも自力でいき、どちらかというと、落ち着きなく、暗くて冷たい場所を行き来していました。
その様子は、まるで「この場所にいると具合が良くないし、縁起が悪いから移動しよう」と方角を代える平安貴族のようでした。
 
元気だった頃と全く行動が変わってしまい、
日に日に、スイッチを切るように弱っていく猫を見ていると、たまらない気持ちでした。
繋いでいた手を少しづつ離して、この世から遠ざかっていくように思えたのです。
 
私の憔悴ぶりに母や猫のことを知る友達、そして出張に出ていた夫が代わる代わる、心配して連絡をくれ、気持ちを紛らわせてくれました。
他人にとってはただの飼い猫です。
でも、私に近しい人は皆、私にとっては赤ちゃん猫の頃からミルクをやってウンチの世話をして8年過ごした、息子のような存在だと分かっていて、言葉にはしなくてもそのように扱って、心配してくれているのが伝わってきました。
そんなの本当に面倒なやつだと思うし、気を使わせて申し訳ないですがとても感謝しています。
私は本当は、猫を不安にさせないように、気丈にしていなければいけないのに、全くできませんでした。
いまだに、猫に甘えていたのだと思います。
一方のにゃにおは、そんな私を横目に淡々と、体調不良に耐えていました。
 
病院では、鎮静をかけなければ処置も何もできないと言われ、鎮静はそう何度もできるものではありません。
ましてや、今の状況で連れて行って呼吸が乱れたら?
解決策がないまま、弱っていくのをただ待っているようなものです。
 
病気になった猫のブログをいくつも読みました。
最新の記事を確認して、今も生きているのか、確認しました。
だいたいは、急に虹の橋を渡ってしまっていて、回復したり、安定して数年生きる猫はほとんどいませんでした。
 
ある晩、もし、明日の朝天国へ行ってしまったら、にゃにおをどうすればいいのだろう?と考えました。
気が早いし、縁起でもないが、心配で仕方なかったのです。
市に引き取ってもらえることは知っていましたが、とてもそんな形でお別れができそうにありません。
せめて、何か納得できるような形に残して、手元にしばらく置いておきたいし、いずれは猫がさみしくないように仲間がいて、私も会いに行けるようにしたかったのです。
 
調べた結果、私の希望が叶うのは個別の火葬であり、お墓であり、共同墓地のようなものだとわかりました。
人のお葬式も、墓地も死んだ本人の為ではなく、残されたものが心に折り合いをつけるための装置だと思います。
弔うことで、大事な存在の喪失を受け入れられるのでしょう。
 
家に迎えに来てくれる近隣の動物霊園があること、火葬も希望によっては個別でしてくれること、一度骨を家に引き取って、希望の時期に納骨できること、共同墓地や、後で取り出せる個別の墓地もあること、同じ月に亡くなったペットと合同で1周忌のような催しがあるところもあるなど、システムが分かって少し安心しました。
 
そんな薄情な飼い主をよそに、にゃにおは頑張っていました。
鼻詰まりで苦しく、匂いもかげないので食欲が出ないのではと考えました。
翌朝、病院に電話してその旨を伝えると、鼻詰まりの場合何回か注射を打つ治療方法があると言われ、連れて行くことになりました。
私は休日と少しの有給で面倒を見ていましたが、いよいよ仕事に戻らなければいけなくなり、出張から帰ってきた夫が病院へ連れて行きました。
 
猫は1.5キロ軽くなり、ぐんにゃりとして、すっかり元気がなくなっていました。
皮肉にも元気がなくなったので、血液検査や皮下輸液ができるようになりました。
鼻詰まりではなく、脱水による症状で、血液検査の結果、にゃにおは、再度ケトアシドーシスになっていたのです。
 
即入院となるところだが、これまでの経緯を考えて、院長先生の判断で通院での治療になりました。
私たちから見れば、よれよれで、今にも死んでしまいそうに見えたが、まだ目に力があるから大丈夫!と言われました。
 
そして、これまでの様子見しながらの治療では悪化の一途だったので、リスクを承知で積極的な治療をすることになったりました。
毎日朝晩病院に通い、血液検査をして、輸液とインスリンを注射する治療です。
 
落ち着きなく歩き回っていた猫が、通院開始からずっと風呂場に引きこもるようになり、落ち着きました。
そして、通院2日目には血糖値もかなり下がり、以前のように布団の中で過ごすようになったのです。
こんなに数値の変化で行動が変わるとは、驚きでした。
医療ってすばらしい!ありがたい!とこの頃私はいつも言っていました。
もちろんにゃにおの頑張りがあってのことですが。
 
通院により危機的状況を脱して、今度は低血糖との戦いになります。

ゆるく共働きを続ける方法

こんにちは、ゆずたろです。

今日はゆるく共働きするために役立つものを紹介します。

 

結婚して約10年、ずっと夫婦フルタイムで働いています。

雑誌には、フルタイムで働いて、子育てして、お弁当作って、家事も自分磨きも完璧!みたいな隙のないワーキングウーマン像が紹介されていますが、私は全くそんな風になりたくありません。

いや、なれないというのが、正直なところです。


完璧を求めず、ゆるくやっているから、こんなへっぽこでも働き続けることができるんだと思います。
今日はそのために割り切っていることや、方法のお話です。

 

家電で家事を自動化する

とにかく、家電でラクにできるものは使っています。

食洗機を買う時に、なんとなーく、皿を自動で洗うことに罪悪感がありました。

でも、あることを知って、考え方が変わりました。

それは、今から50年くらい前、炊飯器や掃除機が生まれた頃に、寝てる間にご飯を炊いたり、ほこりを吸うなんて主婦失格だと言われたそうです。

それが、今ではみんな当たり前に使っています。
それは昔の働く女性たちが戦って、当たり前にしてきた結果なのです。

これを知ってから、今過渡期のもの、大多数ではないものが違和感を感じるだけで、罪悪感を感じるのは合理的ではないと思いました。

というわけで、未来の人たちのためにも?ゆるく働くためにも、使える家電は使いましょう!

 

乾燥機で時間を選ばす洗濯!

家事の中で、私が手間がかかると感じるのは、洗濯です。
洗うのは洗濯機任せですが、干して、取り込んで、畳んで、アイロンかけて‥とするのは毎日の手間が大変。
特に、外に干そうと思うと時間や天候に左右され、部屋干しすると部屋が常に雑然としてストレスです。


そこで、我が家では縦型の洗濯機と、乾燥機を使っています。
浴室乾燥がついているような、素敵な家には住んでいませんので…。


実は新婚当初にドラム式洗濯機を買って使っていました。
ボタンひとつで乾燥までできるなんて便利!と思っていたのですが、洗濯できる容量よりも乾燥の容量が少なく、多すぎると生乾き。
乾いても、素材によっては折りたたまれたような深いシワがつく。
ものすごく時間がかかり、乾燥してる間は洗濯できない。
と、色々不都合があり、引越しを機に縦型と、洗濯機の上に取り付けられる乾燥機に買い換えました。
最近のドラム式はもっと良くなっているのかもしれません。当時の製品の感想です。

 

朝洗濯して、乾燥機に入れておけば帰ってきたら乾いていますし、夜洗って乾燥機にかけておいて、朝仕上がっているという使い方もしています。

乾燥機から出して片付けるのは手の空いた時でいいので、とてもラクになりました。

服は出来るだけ、乾燥機にかけてシワにならない素材を選び、アイロンが必要なものはまとめて休みの日にかけます。

入れてスイッチを押すだけなので、忙しい時はオットが洗濯〜乾燥をやってくれ、私がたたむ余裕もないときは、服やタオルも乾燥機から取り出してそのまま使ってくれて、最低限の生活は成り立ちします。

え、色柄ものとかタオルとかわけて洗わないのかって?

一緒に洗っても死にません!

日立で揃えると、洗濯機に取り付けられるスタンドがあります。

置型スタンドもありますよー。

 

食洗機は賃貸でも置ける

皿を洗うのが好きな人っているのでしょうか?
私は嫌いです。
面倒だし、時間もかかるし、手は荒れるし。
絶対食洗機を入れようと、数年前に思い立ちました。


ですが、我が家は賃貸。
置き型の食洗機がどうやって取り付けられるのか調べ、水道に合う分岐水栓の型を調べ、工具を買って、自分で取り付けました。
キッチンのかなり大きな面積を占めていますが、私には必須です。

食洗機があると思えば、友だちがきた時はもちろん、普段から皿を惜しみなく使えますし、脂っぽい皿もツルツルになります。

食事の後に、食洗機にいれて、あとはよろしくね!と洗ってもらい、その間にコンロやシンクを洗ったり、大きなお鍋を洗ったりすれば、気持ちはとても楽です。

ポイントは、皿の入れ方のルールをしっかり理解すること。
コツをつかまないとあまり入らず無駄ですし、方向を間違えるとキレイに洗えません。

色々な洗剤がありますが、私は液体のものが溶けやすく、量も調整できてオススメです。

食器洗い機/食器乾燥器 | Panasonic

パナソニックのホームページを読めば、分岐水栓のことも丁寧に書いてありますし、お皿の入れ方も動画で解説されているのでとってもわかりやすいです!

 

床の掃除も自動化‥ただし?

実はルンバも買いました。
ですが…今は実家にあげました。
猫がいるので、毛を掃除するのに良いとおもったのですが、すぐに使わなくなってしまいました。
うちに合わない理由がいくつかありました。


まず、ルンバは広いフローリングの床の部屋に向いていますが、賃貸の我が家で、自由に動き回ってもらうスペースがあまりありませんでした。

吸い込み力はよく、あちこち動き回って、最終的にはきれいにゴミをとってくれますが、けっこう時間がかかります。
その間、かなりうるさく、在宅時に使うのは不向きです。

 

猫はまだ若かったのでルンバを面白がって、ボタンを押して起動させたりしていました。
もし、留守中に何かあったらと思うと怖いですし、もし猫が床に吐いたりしたら、それがルンバで広がると思うと、おそろしく‥
猫ってトイレの粗相はしませんが、吐くのはどこでも、ケロッと吐くものです。

 

そして、ルンバは大きいので充電中にかなり場所をとるのも、地味に困りました。
そういうわけで、広い実家に譲りました。
今は実家でも使っていないようですが‥

 

以来、狭い我が家の掃除機はマキタのコードレス式の掃除機です。
家中吸っても15分もかかりません。
いちいちコンセントを差し替えて‥の手間がないので、気軽に掃除できます。

 

実は少し前にブラーバも買いました。
ブラーバは自動クイックルワイパーです。
ルンバの不満なところが解決され、これはいい買い物でした。
まず、何より静か。横でテレビを見たりできるくらい。
ブラーバに乾拭きをしてもらってる間に、他の部屋の掃除をしたり、棚の埃をとったりと手分けして掃除できる感じが気に入っています。
濡れ拭きもできて、床がサラサラになります。


問題は、ラグがあると使えないこと。
ラグを掃除のたびにあげるのは大変ですよね。

 

高級なモデルは掃除をする部屋や時間の予約とかできますが、これくらいの機種で十分。

充電の場所に戻るかどうか、などの違いもあります。

別に戻らなくてもいいと思います。

最近他メーカーからも色々出ていますが、そのあたりは使ったことないのでわかりません。

うちは紙パックではなくてカプセル型です。

充電中に立てておけるのもいいところです。

 

いのちだいじに

こんな風に、衣食住と出来るだけ、道具の力を借りると、平日はかなり家事の負担がなく、回すことができます。
初期費用はかかりますし、電気乾燥機や食洗機を使うと電気代もけっこうかかります。

エアコン代もふくめてうちの電気代は2万円くらいです!

 

正直節約もしたいところですが、節約は別のところでしています。

節約も大事ですが、時間や健康がもっと大事。

数回ならがんばれますが、働いて、家事をしては毎日数年・数十年のこと。

細く長く、いのちだいじに。の作戦でした。