梅を撮影して春を感じましょう
まだ寒い日が続きますが、春の訪れを感じることがあります。
それが、梅を見ること。
桜に比べると地味で、花見という感じでもないですが、まだ寒い時期に梅園や盆梅展を見ると、春が来るんだなーと思って嬉しくなります。
桜に比べて何が地味って、木が小さいことでしょうか。
花のボリュームも少なめ。でも、いい匂いがします。
先日お雛様を見に行った帰りにちょっとした梅園があり、一眼レフカメラで撮影しました。
お天気も良く、歩いているだけで、幸せを感じるほど。
携帯カメラでも綺麗にとれますが、鮮明さやズーム力はさすがの一眼レフ!
カメラのことを何も分からないまま、セットで買ったズームレンズですが、自動モードで押すだけでもかなり満足です。
今回は屋外でしたが、暗い所の撮影にも強いのもいいところです。
ただものを眺めるのってけっこう難しくて、カメラがあると、じっと集中して見られるし、後で見返すこともできる。
なんでもかんでも、カメラで撮ってばかりでは味気ないですが、やはりカメラは楽しいのです。
今回の撮影スポット
奈良県立民俗博物館の民博梅園でした。
3月初旬だったので、ぼちぼちの開花。今ならもっと綺麗だと思います。
近くの雑木林では鶯も鳴いていました!
糖尿病の猫に役立つグッズ(トイレ編)
検査用スティック
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ケトンがはかれるスティックもありますが、尿糖のみに比べてケトンの試験紙は高いし、うちの猫の場合はケトアシドーシスになっても、あまり変化が出なかったのでチェックには使えませんでした。
ケトスティックは10秒で判定です。
オシッコのとり方
試験紙を使うためには、猫のオシッコをとる必要があります。
タイミングを狙ってお玉を使う、なんて方もいるようですが、そんなに猫をじーっと見ていられませんし、お玉なんか差し出したら、オシッコ止まっちゃうかも?
そこで、便利なのがシステムトイレです。
通常は砂の入っている部分がスノコになっていて、下にトイレシートを入れておき、 オシッコを吸い取られせることができます。
固まる砂だと、毎日オシッコ玉を拾わないといけませんが、このトイレのシートは1週間くらいもちます。
でもうんちは拾わなければいけません。
このシステムトイレの底にシートをいれずにいると、引き出しにオシッコがたまります。
砂やスノコを通過してくるので、純粋なオシッコとはいえませんが、糖が出てるかどうかの参考には使えます。
膀胱炎などの尿検査の場合は、細菌などがでそうなので、やり方を変えたほうがいいかもしれません。
うちでは毎日朝晩オシッコの尿糖をはかり、トレーを洗っています。
臭わない、散らからないおすすめ猫トイレ
ちなみに、子猫のときから現在まで何種類かトイレを変えてきて、今のトイレがベストだと思っています。
ひとつ前は部屋に置いてもおしゃれなデオトイレを使っていたのですが、猫のうんちの匂いは強烈!
蓋があっても空いていてはあまり意味がありません。
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アイリスオーヤマのトイレは入り口もフラップになっていて、匂いの広がりがややましになります。
うちの猫は子猫の時から使っていたので躊躇なく入ります。
6キロの猫でも特に狭そうということもなく、オシッコも飛び出しません。
洗うパーツが多いのが面倒なのが欠点です。
入り口に少しスノコがついていて、足の間に挟まった砂も外に飛び出しにくくなっている点も良く、このトイレが一番です。
これで、見た目がもう少しインテリアになじめばいうことないのですが。
トイレの砂とシートはデオトイレです。
特にシートは消臭力と吸収力がすばらしいと思います。
上のトイレにサイズも合います。
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普通の猫トイレ
子猫の時は、もっと長い廊下付きのフルカバーのトイレを使っていました。
さすがに大きくなって不便そうなのと、システムトイレにしたかったので変えました。
固まる砂を入れて使うタイプです。
猫砂のおすすめ
今はシステムトイレですが、その前に色々な砂をためしました。
よく固まるのは鉱物系、軽い紙系など色々ありますが、
その中でいいと思ったのはトフカスサンドです。
おから成分らしいですが、ほどよい重みと吸収力です。
シリカゲル系も匂いをとても吸収するのでいいですが、粉が出るのが難点です。
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最後に気に入っていたのは、ホワイトペレットです。
ストーブ用の燃料で、固まりませんが、オシッコを吸収した部分はさらさらの木の粉になります。
ほのかな木の匂いがして、とても好きです。
大きな米袋で届いたので、それもびっくり。コスパもいいと思います。
以上、尿糖のモニター方法と、トイレのおすすめでした。
糖尿病の猫回復期に役立つグッズ(食事編)
飼い猫が糖尿病で2度目のケトアシドーシスになり、毎日朝晩の通院で回復してきた時に、家庭で役立ったものを紹介します。
まず、糖尿病でケトンが出ている猫は、インスリンを打って血糖値を下げなければいけません。
ケトンが出ている間は食欲がないので食べませんが、食べないと血糖値が下がり過ぎで低血糖になります。
低血糖になると、最悪昏睡状態に陥り、そのまま…ということも。
とにかく何か食べて、吸収できない糖分をインスリンを打って身体に入れて回復させることが必要なのです。
高栄養ジェルを塗る
何も食べない猫のために先生が出してくれたのは、高栄養ジェルでした。
麦っぽい甘い匂いがして、けっこうベタベタしています。
これを、口や鼻の下に塗ってなめさせます。
【獣医師専用】フェロビタII70.9gフジタ製薬 フェロビタII
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真面目なオットがせっせと塗りすぎて、チューブやオットを見ただけで鼻にシワを寄せていやそうな顔をするようになってしまい、ジェル作戦は諦めました。
点滴以外の栄養が初めて取れたので、ありがたい存在ではありました。
シリンジで強制給餌
色々な闘病ブログを見ていると、自力で食べない猫に強制給餌をして命を繋いだという話がいくつかありました。
強制給餌というと、怖い感じがしますが、食欲のない猫の口にご飯をいれてあげると意外嫌がらずに飲み込んでくれることがあります。
私は高カロリー高栄養の退院サポートをシリンジに入れて、飲ませました。
シリンジというのは針のない注射器のようなもので、100円均一でもトラベルコーナーに化粧品の詰め替え用として売っています。
あまり小さくても何度も詰めるのが手間がかかり、大きいと片手で押せないので、ペットショップの小鳥用として売っているものが一番使いやすかったのでおすすめです。
ロイヤルカナン 犬・猫用 退院サポート(缶) 195g×1ケース/12缶 [食事療法食]
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なぜ片手で押すかというと、猫を膝の間に挟んで、片手で口の横をめくり、シリンジの先を当てて、ゆっくり餌を出します。
そうすると、クチャクチャしながら飲み込んでくれました。
嫌がったら無理にせず、終了です。食べることが嫌になると困るので。
本当に具合の悪いときは口に水を垂らしただけでえずいたので、ある程度回復してからのサポートです。
この方法ではたくさんは食べさせられませんが、これのおかげで命がつながったと思っています。
病院では鼻から栄養チューブを入れたり、胃ろう手術もできると言われましたが、鎮静や麻酔をかけたり、その後の活動を考えると自力で食べられるようにしたいと思いました。
そうやっているうちに、徐々に食べ物の匂いを嗅ぐようになり、食べれるものがないか色々試した所、焼きカツオだけ、食べるようになりました。
いなば チャオ 焼きかつお 本格かつおだし味(5本入)【チャオシリーズ(CIAO)】[快適ねこ生活]
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一体なぜ焼きカツオはいいのか、よくわかりませんが、ひとつでも、おやつでも食べるものがあるってことが本当に嬉しくて、焼きカツオありがとうの気持ちでいっぱいでした。
手の上から食べるようになり、自力で食べるようになりました。
結局2週間、ほぼ食べずに点滴だけで生きていたことになります。
入院
通院から数日、徐々に元気がなくなる。
検査のためのオシッコもとれない。
最後に好物の茹でササミを食べて以来、全く食べなくなった。
夜中と明け方に、黄土色の液を吐いた。
これはいよいよおかしいと、翌朝病院へ連れていった。
オシッコが出ていないというと、急遽連れていかれ、そのまま鎮静をかけて色々な検査をすることになった。
すぐに連れて帰るつもりだったので、手ぶらで帰りながら、知らない場所で具合も悪くて、どんなに怯えてるだろうと思うと、もっと早くに気づいていればと後悔ばかりだった。
身軽になった身体を持て余し、夕方のお迎えが待ち遠しい。
つい数日前までへそ天で呑気に寝てたのに、なんでこんなことになったのだろう。
昼過ぎになり、さっそく検査の結果の電話がかかってきた。
糖尿病性ケトアシドーシス。
入院。
先生は淡々と説明してくれた。
初めて聞く言葉についていくのが精一杯。
にゃにおは糖尿病だった。
猫が糖尿病になるなんて、初めて知った。
にゃにおは食が細く、体重に必要な量をあげても余ってしまう。
オヤツも全くあげていなかった。
たまーに、茹でササミをあげるくらいで。
それが身体にいいとおもっていた。
こんなことになるなら、もっとオヤツでも、たくさん食べさせてあげたらよかった。
夕方のお見舞いタイムに会えるらしい。
ジリジリと、夕方になるのを待ち、会いにいった。
にゃにおはカラーをつけられ、檻の中で目をらんらんとさせて、座ったまま唸りつづけていた。
こうなると、私のことなんて分からなくなってしまう。
手には点滴。
連れて帰れないのは心配だが、病院で治療してるなら安心だろうか?
そう自分を納得させ、帰った。
にゃにおのいない家は初めてだ。
家のは中は何を見てもにゃにおの痕跡ばかりで、苦しい。
控えめに言って、死にたいという気分だった。
辛すぎて、悲しすぎて、別にほんとに死のうとは思わないけど、死にたいという、最悪な気分。
何もする気になれず、窓の外を眺めた。
往来には下校する小学生たち、いつもと変わらない平和な人々の営み。
でも、にゃにおはいない。
もう帰ってこないんだろうか。
悪い方にばかり想像が膨らむ。
にゃにおを抱きしめるたび、この幸せはいつまでもはつづかないから大事に、よく覚えておこうと思っていた。
でも、早すぎる。
まだ私にはにゃにおが必要だと改めて思った。
にゃにおの為なのか、自分のために生きていてほしいのか。
多分、私がにゃにおに甘えているんだ。
ケトアシドーシスは、危篤の状態だ。
入院して最善を尽くしても、約25パーセントは死に至る。
入院の同意書を書くときに、いざという時に延命処置をしてもいいかと尋ねられた。
苦しませずに自然に任せたい人もいるという。
でもにゃには、まだ若いしこれからだ。
何より、私が到底あきらめるなんてできない。
お願いしますと答え、サインをした。
入院中は、病院からいつ電話がかかってくるか、分からない。
それは、危篤の時なのか、残念ながら…なのか、夜でもかかってくるのか、結局きけなかった。
見舞いの受付で名前を言うたびに、また緊張した。
生きてるのか、無事なのか。
オットと見舞いに行く途中のバス停で、生きてるにゃにおに会えるなんて期待せずに行くと言ったら、オット初めてが涙ぐんだ。
走馬灯のように、にゃにおのイタズラが思い出されたそうだ。
結局、入院中に病院から電話がかかってくることはなかった。
しかし、にゃにおの入院中の様子は異常だった。常に鳴き叫び、何も食べず、寝ず、血液検査も出来ず、点滴だけで数日を過ごした。
にゃにおのケージにだけタオルがかけられ、それでも人の気配がするたびに、激しく威嚇した。
お見舞いはタオルの隙間からそっとした。
しまいには、となりの小さな猫の方が懐いて駆け寄ってくる始末だった。
何も食べないにゃにおのケージには、満漢全席のごとく、色々なごはんを置いてもらっていた。
いつものカリカリや、茹でササミの差し入れもした。
結局入院中は一切食べなかった。
私たちは何もできることがなく、何も手につかず、にゃにおのいない夜を紛らわすように、鶴を折って、ガラスの鉢に貯めていった。
鉢に小さな和紙でつくった鶴がいっぱいになる頃、にゃにおは退院することになった。
通常ならば入院中に何度も血液検査をして血糖値をはかり、インスリン量をきめてから退院する。
にゃにおは血糖値も測れず、興奮していて様子もわからず改善しているかどうかも分からない。
このまま入院していても食べないので早めに退院するという、消極的な選択だ。
正直、百戦錬磨の先生方にも手がつけられない猫、という感じだった。
退院前に鎮静で血糖値をはかり、幸いケトン値はかなり下がっていた。
こんなにも食べていない、危機的状態にもかかわらず、肝臓などの数値は悪くなかった。
家でとにかく食べて、インスリンを打つ治療になった。
やっと、連れて帰れる!
カゴの重さが嬉しくて、幸せいっぱいだった。
ずっと鳴き叫んでいたにゃにおも、帰りのタクシーでは静かだった。
家に着き、カゴから飛び出てきたにゃにおは、不安そうにしばらく歩き回った。
その歩みがあまりにもヨタヨタしていて、数日歩かないとこんなに弱るものかと思う。
手も点滴で腫れてしまっている。
しばらくすると落ち着いて、撫でさせてくれ、
やっと布団におさまり、足元で丸くなって、数日ぶりに、にゃにおは眠った。
猫の糖尿病記 予兆
最初に
うちの猫が糖尿病を発症してから半年が経ちます。
安定とはいきませんが、最初の命の危機を脱して、インスリンがあれば普通の日々を過ごせるくらいにはなりました。
色々な闘病ブログをみました。あっと言う間に亡くなってしまった猫の多いこと。
私は、まず最新の記事で現在生きてるかを確認するようになりました。
だから、最初に書きます。
ちゃんと、爪を研いだり、毛づくろいしたり、寝たり、朝日を眺めたり、猫らしく今日も生きています。
このブログはそんな猫の闘病記が同じ境遇の方の少しでも役に立つように始めました。
そして、他の色々なことも書いていきたいと思っています。
新婚のわが家に子猫がやってきた
我が家の猫は、目も開かない赤ちゃんのうちに、植え込みに落ちているところを拾われた。
8月の暑い日差しのなか、何時間も耐えて、ネズミと間違えられ、捨てられかけた。
これが、一度目に死にかけた体験である。
縁あってオットと私ゆずたろが暮らすわが家に引き取ることになった。
私は子どもの頃からなぜか猫が好きで、それを知っていたオットは喜ぶだろうと、軽い気持ちで連れてきた。
片手に乗るくらいの小さな猫を抱いて、この子はうちの子!と完全に覚悟を決めてしまった。
のちに、結婚して一番嬉しかったことは、オットが猫を連れてきてくれたこと豪語することになる。
猫の名前は、オットが動物病院に検診に連れていった時に聞かれとっさに、にゃんこ、と言ったらそれはダメだといわれ、オスなのでにゃにお、とした。
仮の名前のはずが、おくすり手帳のようなものを発行され、にゃにおちゃん、と書かれており、これが命名となってしまった。
哺乳瓶でミルクをやり、オシッコも刺激して出し、イタズラもたくさんしながら、にゃにおはぐんぐん成長して、綺麗なキジ白柄の猫になった。体重も6キロを超えた。
むっちり、筋肉質な体型で、寝てる私たちの上にジャンプして飛び乗るという、恐ろしいことを夜中に何度もやってのけた。
子どものいない私たちにとって、猫はかすがいで、毎日にゃにおの話をする。
ただいま、というと、にゃん、と返事をする。
ちょっとこっちきて、と呼べばやってくる。
夜は、腕に抱いて寝る。
指をしゃぶる癖がある。
朝は頭突きと顔を舐めて起こしてくれる。
そんな、平和で幸せな日々が8年続いた。
異変
8歳を迎えた翌月、夏の終わりのこと。
いつもより、トイレシートに溜まるオシッコの量が多いことに気づいた。
匂いも少し違うようだ。
にゃにおは、ドライフードしか食べない。
ウェットな餌が好きな猫は多いが、にゃにおは幼い時から乾かないと食べなかった。
ドライフードを食べる猫はわりと水を飲む。
とはいえ、最近いつもに増してよく水を飲んでいる様子だった。
夏は食欲が落ちやすいが、食欲もあり、元気なので大丈夫かな?と思った。
病院に連れて行くことも頭をよぎったが、にゃにおはとても臆病な暴れん坊で、毎年の予防接種も洗濯ネットに入れて、大騒ぎでやっと打ってもらい、飛び上がって針が折れたこともあった。
通院後はストレスか、必ず具合が悪くなった。
それが心配だったのと、私達の予定もあり、先送りにしてしまった。
異変を感じてから2週間、症状が変わらず多飲多尿なので、いよいよ病院に連れていった。
にゃにおは案の定威嚇し、暴れ、その剣幕に先生は検査ができないので、まずは家で尿をとって、と診察をあきらめ、その結果を検査することになった。
その晩からにゃにおはあまり食べず、オシッコも減り、様子がおかしくなった。