ラ・ラ・ランド
ラ・ラ・ランドを見た。
アカデミーショーで間違われた映画やんね?という程度の前評判で。
昨年は邦画の当たり年で、「君の名は。」「シン・ゴジラ」「この世界の片隅に」と話題作だけを見たので、いやー、映画ってほんとに素晴らしいですよね!という感じだった。
私が一番おもしろかったのは、シン・ゴジラ。
冒頭のおじさんたちがずっと会議しているシーンで、何この映画、好き!ってなった。
ワンシチュエーションの映画が好きなんです。
それで、ラ・ラ・ランドを見たのは、ラジオでバナナマンの設楽さんが2回見たって言ってたから。
あまり映画見たとか聞かないので、面白いんだろうなーと興味をもったのです。
結論、いい映画だったと思う。
一番良かったシーンは、古風にストイックにジャズを愛していたピアニストの彼が、彼女のために今風のバンドのメンバーになり、ライブで目を丸くしている彼女の前で、ズボンに片手をつっこみながらキーボードを弾いて見せるシーン。
ほんとに売れそうで、なかなかいいバンドなんですよ。
こともなげに、弾いてみせる彼もかっこいいし。
舞台上で演奏してるなんて、かっこいいに決まってる。
だけど、これまでの経緯を見てきた彼女にとってはえええ?!なのも分かる、いいシーンでした。
プラネタリウムのシーンは何十年前の映画ですか?っていうショボさだったけど、あれは何か古い映画のオマージュなんですかね?
最後の展開もへええーと思いましたが、現実的というか、納得感がありました。
昨年のヒット作3つ、特にシン・ゴジラは、見た人が色々分析している後祭が面白くて、このシーンてこういう意味だったんだ!って知ってまた人に話したりが楽しかったので、そういう意味ではまあ見た後の昼食で感想戦をする程度の面白さではありました。