メルカリで販売件数が200を超えたのでコツをまとめる。
3年前にメルカリを始めてから、コツコツと続けている。
購入よりも圧倒的に販売が楽しく、販売だけで200回を超えた。
評価もほとんどが「良い」である。2、3回商品の状態確認が甘かったなどで普通評価があった。
そこで、3年間200回やってきてわかった、メルカリで売るコツをまとめてみる。
とにかく評価がいいに越したことはない。
私は評価の悪い人からは買わない。面倒なことになりたくないので。
メルカリで良い評価を得るコツ
・綺麗に磨いてから撮り、袋にいれておく
・状態はきちんと書き、画像でも状態が確認できるに撮る
・売れたら出来るだけ早く発送する
・あいさつ、連絡はきちんと
ごくごく当たり前のことだけど、自分が買う人の立場になって、当たり前のことをきちんとするのが好評価につながる。
ではそれぞれについて書く。
値段の付け方
いくらで売ったらいいか。
相場より安ければすぐ売れる。でもできるだけ高く売りたい。そこで相場の把握が必要になる。
まず、商品名や型番をAmazonやメルカリで検索して、相場を把握する。
たいてい、Amazonよりもメルカリは安く取引されている。
この時、メルカリでどの程度の金額で「過去に売れている」か、注目する。
売り切れのみで検索してみるのがポイント。
あまりこの金額から大きく離れた設定にすると売れない。
後で値引き交渉されることを考えて、少し高めにつけておくのもいい。
気持ち引いてあげると喜んで買ってくれる。
送料込みが売れるというし、自分もそうしているが、送料分も手数料がかかりもったいないとも思う。
写真
明るく、できれば自然光の入る日中に撮る
背景が綺麗なところで撮る。机やベッドなどきれいなところで。
暗かったら修正して、きれいに見えるように。とくに一枚目は大事。
傷など注意が必要な箇所は全部撮る。
4枚を超える場合は、傷よごれ部分の複数枚の写真をアプリなどで一つにまとめて、4枚におさめて掲載する。
ここで4枚以上のせられないからいいや、と手を抜くと後でトラブルになると思う。
逆に、買う側になる時は写真が暗い、ボケているなど下手な人のものが狙い目。
物はいいのに、写真が悪くて売れていない掘り出し物だったりする。
説明文の書き方
値段のリサーチの時に分かりやすいと思った説明や、売れてる人の説明をコピーしておいて、少しアレンジする。
何事も定型文が大事。
必要な情報は同じなので、個性は出さなくていい。
丸々コピーだとよくないので、表現は変える。
私はかなり慣れるまではエバーノートに説明文と価格、発送方法などを先に決めてメモしておいてから、出品していました。
発送方法の選び方
3センチ以内の平べったいもの:本、DVD、ゲーム、服、アクセサリーなど→クリックポスト
クリックポストのメリットは、家で宛名ラベルをプリントできるので、切手を用意しなくていい、ポストに投函できる、楽々メルカリ便よりも厚いものが送れる、安い、配達記録がつく。
デメリットはヤフーへの登録やクレジットカードとプリンターが必要なこと。
軽くてかさばるもの:雑貨小物、食品、厚手の服など→普通郵便
大きくて重いもの→楽々メルカリ便
宛名を書かなくていいので簡単、普通に送るより安い、匿名配送ができる
私はこの3種類を使い分けている。
梱包材と梱包の仕方
梱包材は、最近はメルカリでも買えるようになったが、私はロハコをオススメする。
ロハコはオフィス文具でおなじみのアスクルが運営しており、文具や資材が豊富で業務用のたくさん入って安いものもある。
何を発送するかにもよるが、エアキャップ(プチプチ)、茶封筒各サイズ、ppクリア袋、ガムテープあたりがあれば良い。
少量で一枚あたりの単価が高くなるけど、百均でも買える。
ちなみにロハコで物を買うと、丁寧にプチプチとかでひとつづつ包んであるので、それを再利用してもかなり使える。
梱包前に綺麗に拭いて、OAクリーナーとか使って、指紋やホコリができるだけつかないようにする。
割れ物はプチプチで、割れないものもとにかくppクリア袋に入れること。
水濡れ防止という意味もあるけど、封筒を開けた時の印象がキラッとしていてとても良く見えるから。
大したことをしていないのに、きれいな梱包でしたとコメントが付くのはこの袋にいれているせいだと思っている。
あと、なくてもいいけどテープのりとメンディングテープが私は好きだ。
テープのりは単に好みの問題。スティックのりでもなんでもいい。
メンディングテープはクリア袋やプチプチをとめるのに使う。指紋がテープにつきにくいからこれにしている。
可愛いマスキングテープでとめてくれる出品者さんも多い。
外側はクラフトテープで。少し両端を余らせて、表側に折り曲げると剥がれにくい。
発送
売れたら、その日中に梱包、翌朝外出するついでに発送と習慣にしてしまう。
慣れたら5分くらいで準備できる。
通学・通勤途中のポストで投函したり、コンビニから発送してしまう。
自分の立場になったら、早く届いてほしいので、早く対応してくれたというだけでかなりポイントが高い。
メッセージのやりとり
購入された時は、あいさつ、お礼、発送時期の見込みをメッセージする。
発送の連絡はボタンで通知だけでもいい。丁寧にコメントをくれる出品者さんには通知+発送しましたというメッセージも入れる。
クリックポストとか追跡番号のあるものはここでお知らせしてもいい。でも聞いてくる人はほとんどいない。
ちなみに出品者には購入者の名前がわかるけど、購入者には出品者の名前が届くまで分からない。
中には封筒にも書いてなかったり、会社?みたいなのもある(多分無在庫販売)
自分が購入者の立場で、すごく丁寧だなと思った人は、本名を名乗って挨拶してくれる人。でもそういう人は100人に1人もいない。
丁寧だなと思うが、私は挨拶では特に名乗らず、封筒には書く程度。
値下げ交渉をされたら?
昔はよくあったのだが、最近はあまりない。
私は即購入OKにしているので、値下げ交渉やコメントもなく即購入する人が多い。
買ってもいいですか?いいよ、購入のやりとりが面倒だし、一手間加えることでチャンスを逃す気もする。
そういう仕様にメルカリがなっていないのだから、即購入が基本だと思う。
多分、他にかけもちで出品しているとワンクッション欲しいのだろう。
値下げ交渉には、気持ちだけ応じてあげるのがいい。販売額にもよるけど、100円から1000円くらいのときも。
たまに、商品の半額くらいにして欲しいとか何千円も引いてほしいとか言ってくる人がいる。
そういうのは無理ですって丁寧にはっきり言ったほうがいい。
なかなか売れない時
中古の店に売ることを思えばかなりの利益なので、あまり欲張らずに金額を設定する。
説明の良し悪しはあまり売れ行きとは関係なくて、写真と金額設定がほとんどだと思う。
こまめに見直して、ある程度値下げすると、お気に入りに入れている人に値下げの通知が行って、それを機に買ってくれることもある。
資産価値と購買意欲
メルカリのおかげで、何かを買うときも本当に価値のあるものなら後で売れることを計算に入れて買うようになった。
妥協して安くて質の悪いものを買ったり、すごくいいけど我慢したりではなくて、いいものをほしい時に買って、必要がなくなれば他の必要としている人に循環させていく、売ることで儲けはしないけど、自分が持っていた期間の使用料程度の負担になって、次の購入資金になったりする。
色々な社会問題もあり、身分確認が厳しくなるというし、自由に個人間で物が売買できる時代がいつまでも続くのか分からないが、こういう自由さはずっとあるといいなあ。