新婚で調子に乗っていた家計を見直した話
浮かれていた新婚生活
結婚した時、新居を借りて引越すことになった。
夫と私が独身時代に家賃6万の部屋に住んでいたら、2人なら12万円の部屋に住めるというように単純に考えていた。
家の広さや設備もよくなるし♪と、私は完全に浮かれていた。
新婚当初はターミナル駅から徒歩圏内の低層マンションに住んでいた。
夫は独身時代から車を持っていて、駐車場も敷地内にかりていた。
この車で通勤もしており、あちこち出かけたりもした。
生活の見直し
新婚時代は病気や転職などもあり色々大変だった。というかそういう事情があったので結婚したのだが、数年後、落ち着いてきたので生活を見直すことにした。
まず、月間の支出をざっとエクセルに書き出してみた。
家賃、光熱費、通信費、奨学金もあった。細かいところではコンタクトレンズとか。
×12で年間の支出額も出して、収入と差し引きしてみた。
わが家の現実が初めてわかった。
暮らしては行けているけど、このままでいいとは思えず、例えば食費を一万減らしてみたら?などと色々計算してみた。
そうだ、帰省のお金もいるし、旅行にも行きたいし、と支出が増えたり。
どうやったら家計に余裕ができるんだろう。
調べてみると、まず固定費を下げることがポイントということが分かった。
光熱費とか食費とか節約でなんとかなりそうな気がするところよりも、固定費から取り組むべきだったのだ。
固定費削減で奨学金完済
しばらくして、猫も拾ったので今の部屋に引っ越した。
ここで私は心を入れ替えて、家賃を前の6〜7割に削減した。条件以上の部屋は見なかった。(また引っ越しテクニックは別で書きます)
車もしばらくは駐車場を借りて所有していたが、1年ほどたって、使わないことが分かったので手放すことを提案し、車検のタイミングで廃車にした。
年間の支出計算をするとわかるが車を維持するのはものすごくお金がかかる。
駐車場、ガソリン、車検などなど。買い替えをすればまた大きくかかる。
それだけの貢献を車はしてくれているかな?と考えると、うちはNOだった。
必要な時に、タクシーに乗りまくったほうがトータルで考えれば全然安い。
ただ、タクシーは欲しい時に必ずいつでも来てはくれないし、荷物を積んでおいたりできない。
家に子どもやお年寄りなどがいて送り迎えをしなきゃいけないとか、家の立地条件とか事情によっては車は必要だとは思う。
余裕を家電や旅行にまわす
家賃削減&廃車の作戦は家計の運営に大きく貢献し、奨学金を返済することができた。
奨学金の項目も大きな支出だったので、これでずいぶん余裕ができた。
このあたりで家事を楽にするための道具や、家具などを買う余裕が出てきた。
何を使って楽をしているかはこちらの記事に。
その後も定期的に家計の見直しをして、昨年は携帯をauからmineoに変更。
通信費がぐっと下がった。とはいえ、高価な機種を買ってるから節約になってるのか若干疑問。
iPhone8発売のタイミングで7にするとか、他のもっと安い機種にしたらほんとに節約になると思う。
この辺は私の趣味なので、ちょっと甘くなっている。
年に1回くらい沖縄に行って、リゾートホテルに泊まるなんてこともできるようになった。
今は猫の治療もあるので夫婦での旅行はお休み中。
でも何も家計を見直さずに、前の家に住んでいて、車を持っていたら、猫が死にそうになっていても治療費が払えずにあきらめないといけなかったかもしれない。
まとめ
まず、今の生活の現実をきちんと見る。
あまり細かいことにはこだわらず、全体を把握すること。
収入と差し引きして、貯まっていく家計になるか確認する。
余裕がなければどの項目を削減すればいいかを検討する。
固定費は変えるのは大変だけど、一度変えてしまえば自動的に削減される。
食費とか、服とか飲み代とかにかかる人は、習慣のルールを決めるのがいいと思う。
どの程度(ランク)のものを、どの頻度で買うか。
これがだいたい定まっていれば、その範囲内での支出に収まる。
私も試行錯誤しているところですが…やってよかった家計の見直しのお話でした。