柚子湯

猫をこよなく愛する共働き夫婦の日常

結婚記念日に一人カラオケに行った

結婚記念日が近いので夫と食事に行ってきた。

フレンチイタリアン的な店。味はまぁまぁだったので省く。

食べ終わって若干アルコールも入り、まだ時間あるけど、なんかしたいことある?と聞かれて、

「あるある、一人カラオケ!」と即答。

「え?」

夫は目を白黒。2人なのに一人カラオケ

ふた部屋借りるってこと?と聞くので、ひとり専用のカラオケボックスがあるとテレビでみて、うちの近所にはないけど、このへんに確かあるから行きたいと説明。

やっと夫とも納得し、店に行ってみることになった。

 

店の入り口は、宇宙ステーションみたいな自動ドア。

そして、受付でヘッドホンを借りるのが特徴。

ヘッドホンのレンタル料500円くらいのから、数千円のもある。持ち込みもできる。

私らは違いが分からないので安いものを選んだ。

 

飲み物はドリンクバー。飲み物を持ってきてもらうとか、フードはないみたい。

とりあえず1時間にして、隣同士の部屋に入室。

 

部屋はモニターと、カウンターと、大きなレコーディングみたいなマイクと、漫画喫茶にあるようなリクライニングチェア。

これでいっぱいの、ブースって感じ。

ドアはオートロックになっているのが安心感がある。

普通のカラオケボックスで、平日にひとりでいったことあるけど、女ひとりだと絡んでくる人とかいるし。

飲み物取りに行ったりトイレにいくときも、荷物を置いておけて安心。

カウンターの上にリモコンと、ヘッドホンを刺すところがあり、上級者は調整もできるっぽい。

何かにログインすれば、歌ってる様子を録画したり配信もできるらしい。

簡単に音だけを録音して、ケータイとかに入れられればいいなぁと思った。

 

さてさて、とりあえず座って一曲歌ってみたが、大きいモニターがけっこう上にあって、見えにくい。

下にも小さなモニターは一応ある。

レコーディングマイクも下には下がらない。

マイクは普通のハンドマイクも使えるのだけど、せっかくなので、レコーディングみたいなマイクで歌いたい。

結局立って歌うことにした。

 

一人カラオケでは、スピーカーはなく、必ずヘッドホンをして歌う。

自分の歌声がヘッドホンから直接返ってくるので、普通にカラオケで歌うよりも自分の歌が聞こえやすい。

ごまかしがきかないともいえる。

とはいえ、聞いてるのは自分だけなので、下手でもうろ覚えでも構わない。

同じ曲を何度も歌っても、途中で中断してもいいので、これはとても気楽だ。

 

カラオケっていうのは、基本コミュニケーションの遊びだと思っていて、どのタイミングで何を歌うか少なからず考えるし、メンバーは誰かによって選曲が変わる。

私なんてそういう割に歌える歌が少ないし、たまにしかいかないから、真剣に検索してしまう。

でもカラオケは人が歌ってる間の振る舞いも重要で、ずっとデンモクとかいじってると大変に感じが悪い。

一方、一人カラオケはそういう気づかいはなく、ひたすらストイックな修行だ。

大変なのは、途切れなく歌おうと思うと歌いながら予約していくか、たくさん予約しておく必要がある。

そして途切れなく歌うと疲れる。

途切れなく歌わなくてもいいのに、なぜか一生懸命になってしまった。

そんなわけで、1時間はあっという間で、自分はこの曲は向いてるなーとか、好きだけど歌いにくいなとか、色々面白かった。

そういえば採点機能がなかったけど、あったのかな、機種によるかも。

 

料金もキャンペーン中で、数百円だった。

今度は焦らずに練習できるようにゆっくり来たい。

撮影とやらも、配信されないのであればやって見てみたい気もする。