柚子湯

猫をこよなく愛する共働き夫婦の日常

糖尿病発覚から回復までの動画を作りました。

お久しぶりです、ゆずたろです。

 

Youtubeでにゃにおの糖尿病発覚から入院、回復までのまとめ動画を作りました。

ブログでは何回かの記事に分けて、詳細に書いたのでダイジェストという感じですが、

今まで公開していなかった入院中の鳴き叫ぶ猫の様子(かわいそうで見れなかった…)や、

最近の元気にふみふみしている動画も後半に入れました。

 

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動画とブログ両方で発信していきたいなと思っています。

 

猫がおもらし!

糖尿病の猫がインスリンの投与で安定してもう2年になる。

最近はインスリンの量も減ってきて、それどころか尿糖も出ない状態が続いていた。

 

さて、8月の初めのある夜、布団の上でのんびりしていた私の上に猫が乗ってきた。

乗ってくるのはいつものことだが、なんだか様子がいつもと違う。

いつもは顔をこちらに向けるのに、おしりを向けている。

いつもは指をしゃぶりながら少しゴロゴロいうのに、しゃぶらずに、いつもより大きくゴロゴロいっている。

ゴロゴロって、機嫌のいいときにいうけど、具合が悪いときもいうんだよな‥とちょっと嫌な予感がする。

するとたまに口をクチャクチャしていて、ああ、これはなんか気分が悪いんだなと気づいた。

 

1時間くらいしただろうか。ウロウロしていた猫が、布団に寝ていた私に上半身を預けるように伏せたと思ったら、猫が密着しているところがすごく熱くなった。

???

何が起こっているのか分からなくて、飛び起きると、なんと私の上でおもらしをしていた。

 

うちの猫はいろいろ性格に難があるが、トイレの失敗がないのだけが自慢だった。

子猫のときにトイレを覚えてから、粗相は一度もないし、糖尿病の治療でフラフラになっていたときも、千鳥足になりながらもトイレに向かっていたくらいだ。

 

それなのに、こんなところで?!これは、完全に異常事態である。

慌てていたら、なんと布団から降りて、床にウンチもし始めた。

これはもう、非常事態宣言である。

 

気持ち悪がっていたし、変なところでオシッコとウンチをしたのだから、お腹に異常があるに違いない、なにか誤食をしたのかも‥

猫は横になって、早い息をしている。

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しかし、もう時間は23時すぎ。

動物病院に電話をしたが、つながるはずもなく。

夜間も診療している県内の遠方の病院に電話をした。

 

状況を説明したところ、

「普通に便が出ていて、嘔吐を繰り返したりもしていないので、お腹になにか詰まっているというのは考えにくい。

ただ、電話だけでは原因まではわからない。」

開口呼吸をしていないか、舌が紫になっていないかを確認され、緊急度でいえば朝までまってかかりつけの病院に行ってもいいのではという見立てだった。

もちろん、連れてこれるなら診ることはできるけど‥というかんじ。

実のところ、夜中に猫を連れてその遠方の病院に行くのことは、車のない我が家にはかなり難しい。

まだ電話はつながるということだったので、いったん様子見をすることにした。

 

しばらく見ていると、少し音に敏感になって、頭を上にフラフラさせているような動きや、目をシパシパさせる様子が見られ、あれ、これはもしや低血糖なのでは??と気づいた。

youtu.be

 

2年前にケトアシドーシスの治療中に低血糖発作を起こしたときは痙攣していたので、シロップを歯茎に塗ったが、

意識があって食べれるならフードを食べたほうがいい、と前に聞いたことがあった。

でも気持ち悪がっていたし、どうかな思いつつ餌を口に近づけると、すごい勢いで食べた。

あ、やっぱり低血糖なんだ!とわかった。

それならばと、吐かないように様子をみながらせっせとえさを与えた。

 

いつもは手からあげても遠慮がちに食べる猫が、指まで噛むように食べるので、いつもは気を使ってくれてるんだなと思った。

 

食べて少しすると、立てるようになり、若干ふらつきながらも餌入れのところに歩いていって、自分でご飯を食べた。

呼吸も落ち着いてきた。

その後、朝まで特に具合が悪くなることもなく、朝は念の為インスリンの単位を減らして、病院で血液検査をしてもらった。

 

ところが。血液検査の結果、フルクトサミン(過去2〜3週間の血糖値の平均)は前回よりも高く、高血糖だった。

昨晩の症状は低血糖だと思うが、インスリンは減らすのは見送りに。

膵臓などの働きでインスリンが効きにくかったり、ムラがあるのかもしれない。

 

この発作が起きてから2,3週間たつが、今の所同じような症状はおこっていない。

でもいつ起こるのか分からず、特に留守中にご飯を吐いてしまうとその危険が高まるので心配だ。

 

夜中に遠方の病院に電話した時は、私が動揺していたせいで、糖尿病の治療中でインスリンを打っていることを説明していなかった。

この夜は夫くんが出張に出ていて、ひとりだったことも動揺の一因だった。

 

具合が悪くても言葉で症状を伝えられない猫が、必死で助けをもとめてきた結果がおもらしだったのだろう。

なかなか気づいてあげられなくて申し訳なかった。

 

そして、おしっこで濡れた布団‥

翌日風呂で洗ってみたんだけど。

布団は洗うもんじゃない。重くて死にかけた。

そして干したけど、型崩れして結局復活せずでした。

 

まあ、猫が元気ならいっか。

 

 

猫がドーナツ食べた

ある日、仕事から帰ってきたら、床になんだかわからないものが落ちてたんですよ。
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ドーナツ!

そういえば、箱入りのドーナツをキッチンカウンターの上に置いて出かけたのですが。
その箱はカウンターから落ちてました。
完全な猫の仕業です。

落とした衝撃で箱が開いて、ドーナツゲット!
ゼルダか!リアルゼルダの伝説か、お前の生活は!

プレーンなオールドファッションで、チョコは入ってなかったので、ほっとしたものの。
え、あなた糖尿病だよね?
ドーナツなんか食べて大丈夫なの?
焦ったけど、もう食べたの何時間前かわからないし、元気そうだし。
いつもほどにはご飯をねだらないものの、その日も翌日もきっちりご飯を食べ、吐いたりもせず。
ただ、翌日は下痢気味でした。
めったにお腹こわさないのですが、さすがに油っぽかったのか、猫はドーナツは消化できないようです。

そういえば、昔まんじゅうの皮だけ食べて、アンコのとこだけ残してたっけ‥
クッキーも食べたがるし、うちの猫甘党みたいです。
だから糖尿病なのか!←違う

三日後にはお腹の調子もよくなり、ほっと一安心でした。
もう手の届くところにお菓子は置かないようにしないと‥(^◇^;)

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もっとスイーツもってこいにゃ

猫のいいところ

猫のどこがいいか。

わがままだ、なつかない、凶暴だなどと言われるが、それも裏を返せば褒め言葉だ。

猫への想い、それは自然への畏敬の念に近い。

 

まず、基本デザインが美しい。

全体的に流線型を描く無駄のないフォルム。

身体もしなやかで、尻尾の優雅な長さと動き。

目が大きく、大きな耳とあいまってDNAレベルで感じる可愛さ。

目はビー玉の様に透明で緑色に深く輝き、ナチュラルにアイラインがある。

手の丸っこさとピンクの肉球

鋭利さを持った爪のカーブ。

毛のしなやかさとお腹のたるみ。

 

猫は強い。

普段は甘噛や、爪を出さない猫パンチや、人の上を踏んで歩く等の手加減をしてくれているが、本気になったらひとたまりもない。

縫うような怪我をするし、急所を狙われたら命にかかわるだろう。

 

踏んで歩くのは、信頼してるからわざと踏むのだ。

そして、顔は踏んではいけないと一応配慮してくれているのだ。

たまに何かに夢中になって走っていく時に踏まれるけど。

 

うちの猫は生後数日で拾われ、他の猫と触れ合ったことがない。

なのに、うまれつきインストールされているプログラムが優秀で、教えてもないのに毛づくろいをするし、トイレで砂もかくし、要望に合わせて多様なニャーを発して飼い主を操る。

トイレといえば、人間は生後数年経ってやっとコントロールできるようになるのに対して、猫のなんと早いことか。

トイレは2回くらいで覚えた。天才か。

 

猫との生活は野生の生き物と暮らしているような、ワクワク感がある。

間近で、いくらでも見せてくれる。

近くにいるようで、重ならない。

とりあえずここにいるけど、本気では信用してないよ、って言っているみたいなもどかしさ。

それでいて余裕のある時にはなんの遠慮もなく傲慢に甘えてくる。

仰向けに布団で寝ているときなんて、野生はどこに置いてきたんだろうと思う。

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 甘えてるんじゃない、暖をとっているんだにゃ!

 

 

さて、うちの猫は糖尿病を抱えていて、毎日朝晩インスリンを打たないと暮らせない体である。

朝晩注射しないと行きていけませんというのは、実際かなり大変なわけで、しかもその命綱は頼りない同居人2人の手にかかっている。

そんなギリギリの状況で、本人は至ってのほほんと暮らしている。

 

もちろん猫は分からないからといえばそれまでだが、なんか毎日注射してくるな、とはさすがに思っているはずだ。

最初は若干怒っていたが、ご飯のタイミングで注射するので、最近は協力的ですらある。

 

「今」お腹がすいている、「今」しんどい、痛い、怖い。

今が悪くなければ、猫は悠然としている。

先のことを考えてくよくよしたりしない。

なんで病気になったのか、親の遺伝かもしれない。

そもそも親の顔を知らない。兄弟がいるのかも分からない。

それでも毎日、平和に生きている。それが猫。

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猫のワクチンを打ってきた

毎年一回、猫に三種ワクチンを打っている。

 

病院からお知らせハガキが来るので、健康診断がてら毎年行っていた。

昨年はちょうど糖尿病で入院&怒涛の通院が落ち着いて、一時的に回復していた時期だったので普通に接種した。

正直、今年も無事に打てるかどうかと思っていたが、最近すこぶる食欲もあり、元気なので、糖尿病の血液検査も兼ねて夫が連れて行った。

元気すぎて、ネットに入れるのに難航したという。

 

ワクチンの接種は少し迷っていた。毎年打った日の夜から翌日にかけて、副作用で具合が悪くなるのだ。

少し吐いたり、熱っぽくなったりして元気がなくなる。

昨年は加えて、寝る時にかなりうなされていて、抱えて寝たことを覚えている。

それは糖尿病の入院と通院の日々を思い出して、ストレスだったのだと思う。

 

今回は先に血液検査をして、ワクチンを打ったほうがいいか、先生に相談してもらった。

どちらもメリットとデメリットがあるので、最終的には飼い主が選ぶことになるが、個人的には病気があったり高齢になるほど免疫が弱まるし、家の中で飼っているのでかかるリスクはすくないが、血液検査で定期的に病院にも来るので、1日2日で副作用が落ち着くなら打つメリットの方が多いと思うそうで。

 

1日2日で副作用が落ち着くのは、これまで幸いそこでとどまっているであって、それを機に不幸にも死んでしまう猫がいることは知っている。

そして毎年打たなくても長生きしている猫がたくさんいるのも知っている。

長生きの猫を飼った経験のある人にきくと、自由に外に出歩いていて、特に手をかけなかったので、なんでワクチンなんてするのか?という感じだったりする。

丈夫さには個体差があり、丈夫な子だったのかもしれない。メスだし。

うちの猫は丈夫じゃない方なのかもしれない。

何度も死にかけてるし、現在は糖尿病を持っている。

それは個体差なのか、育て方が悪かったのか、多分両方なのだろう。

でもできることはやってきた。

 

最近では9月の咳の騒ぎで、夜中に口で呼吸するくらいになり、これはまずいと思った。

yuzutaro.hatenablog.jp

 結局原因がわからなかったが、少なくとも、何かあったときにワクチンを打っていれば助かったという後悔はしたくないなあと思う。

ちょっと苦しませるかもしれないけど、リスクを取ってもメリットが大きいと判断して打つことにした。

 

もし食欲がなくなったり、食べなかった場合はインスリンを減らして打つこともたしかめた。

帰ってきて、猫はあーひどい目にあった!お腹すいた!とご飯をボリボリ食べ(いつもそう)、その後はずっと寝ていた。

結局のところ若干だるそうに寝ていて、少し食欲が落ちていつもする催促はしなかったけど食べていたし、吐いたり、うなされたりもしなかった。

病院は最近は頻繁に通っているから、慣れてきたかも。

 

夕方からは催促するくらい食欲ももどり、走って遊んだりして、完全回復。

やれやれ、ほっとした。

世の中の猫飼いさんもあまりワクチンしてないのかな?

 

ところで、最近尿糖が減っていたのでさぞ調子がいいだろうと思ったら、フルクトサミンは下がってなかった。

しばらく現在のインスリン量で継続である。

 

昨日はつかれたにゃー。

100万再生された猫

 うちの猫が若くて活発だった頃、ニコニコ動画ブームだった。

面白いことをするたびに、動画にして投稿していた。

たまにどういうわけか大ヒットした動画もあり、「冷蔵庫を開けると怒る猫」はその代表作である。


冷蔵庫を開けると怒る猫

 

 


冷蔵庫の登り降り

 


年賀状のお手伝いをする猫

 


指しゃぶりがやめられない猫

 

合計するとにゃにおのニコニコ動画は100万再生を超えている。

100万人に知られている猫だと思うとすごい。

家から全然でてないのに。

ニコ動は みんなでワイワイコメントを言いながらみてる感じが大好きだったが、スマホ時代についてこられなかった感がある。

 

にゃにおの動画をニコニコ動画と沈没させないように、YouTubeにも出すことにした。

 

ガラケー時代の画質だが、荒くても、小さくても、いつもにゃにおは可愛い。